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石井 佑可子  准教授
Yukako Ishii


■所属学科:文化総合学科
■オフィスアワー: なし

専門分野

社会心理学、発達心理学

研究テーマ

対人的距離化、メタ認知を含んだ社会的スキルの効果検討

自己紹介

 2012年度に札幌に移ってきました。大阪出身です。本州の人間にとって北海道は「憧れの地」であると思っているので、今でも、まだどこかうきうきした気持ちで毎日を送っています。道内は思っていたよりも広く、まだまだ知らないところ、行ったことのないところばかりなので、これからの楽しみがたくさん残されています。
 研究では、対人関係状況において功を奏するコミュニケーションについて、特に現実場面に即した形で追究することに関心を持っています。効果的なコミュニケーションの検討については古くから社会的スキル研究によって試みられ、既に多くの研究蓄積がありますが、これまでの社会的スキル概念やその測定、及びそれらを基としたソーシャルスキルトレーニングなどの介入は、現実生活への般化に弱点があると指摘されています。また何を以て「効果的」とするかについても議論の余地があるでしょう。
 それでは私たちの実際の生活では、どのようなコミュニケーションが行われ、またそれぞれのコミュニケーションはどのような結果と結びつくのでしょうか。この関心に基づいて、「スキルを行使する対人関係状況におけるメタ認知(自身の置かれている状況及び自らのコミュニケーションについての認知)の重要性」、「回避や欺瞞などといった、従来望ましくないとされてきたネガティブコミュニケーションが、場合に拠ってスキル(対人的距離化スキル、と命名しています)として働くことの可能性」「状況要因に応じたスキルの調節」の三点を中心に検討し、「メタ?ソーシャルスキル」概念(スキル行使を決定する、一段高次のスキル)の重要性を提案しています。現在は青年期から成人期を対象とした調査を行い、各コミュニケーションスタイルと様々な適応との関連に関して、対人関係状況や発達の段階が変遷するとそれぞれの働きはどのように変化するのかを詳らかにしようと試みています。
 また今後はそこから、「人生をうまくやっていく」というのは、どのようなことなのかについて、類似概念である情動知性との関わりから考えていきたいと思っています。

講義?演習

?2018年度は休暇のため担当講義?演習は別の先生にお願いすることになります。内容については、科目ごとのシラバスへのリンクから確認してください(準備中)。
?石井先生のゼミ(演習)の内容や様子を知りたい方は、こちらをご覧ください。

「現代社会」基礎演習E(1年、前期?後期[同一内容])

2018年度休講

(参考:2017年度の内容)
 心理学研究では、どのようなテーマが、どのような方法でなされているのでしょうか。この演習では、まず心理学の諸重要研究の中から各自が関心のあるものを選び、研究の目的や手法、その後の研究の広がりについてまとめた資料を作成し、発表を行います。また、後半では各自が自由に設定したテーマについて、心理学ではどのような研究がなされ、これまで何が明らかになっているのかを調べて発表を行います。
大学で必要とされる文献収集、発表資料作成、発表などの技術を身につけながら、心理学研究のエッセンスに触れることを目指します。

心理学=心理学入門a(1年、前期)

準備中

(参考:2017年度の内容)
 この講義では心理学研究の基本的な諸知見を紹介します。内容は個人内過程から対人関係、集団内での心の働きまで多岐に亘っており、人の心について様々な角度から考察することを目指します。また、具体的な研究内容を知ることで、心理学において「心の仕組みを考える」際にはどのような切り口や方法があるのかを知り、心理学研究の意義についても考えていきます。

心理学入門= 心理学入門b(1年、後期)

準備中

(参考:2017年度の内容)
 前期に引き続き、心理学研究の基礎的な知見について紹介しますが、全般的な心を取り扱っていた入門aに対して、bでは心の働きの個人差や、精神的健康、また一生を通した心の発達や、その偏りなどに触れます。人の心の仕組みについて個人内?間での違いを知り、更に深く考察していくのが目的です。

心理学特講A-c(2?3年、前期)

準備中 

(参考:2017年度「心理学特講A-a」の内容)
 私たちは日々暮らしていく中で、喜び、悲しみ、怒り…という感情をごく当たり前に経験していますが、感情とは一体何者で、どのようなことを私たちにもたらすのかについて考えると、案外に分かっていないことが多いのではないでしょうか。
 そこでこの講義では、心理学やその関連領域では感情をどのように捉え、考究してきたのかを紹介し、感情のメカニズムについて現在明らかになっていること/なっていないことについて確認していきたいと思います。また、自身や他者の感情に対して私達はどのように働きかけていくのかや、反対に感情が私たちの認知にどのように影響を及ぼすのかについても扱います。
 ここで身につけた基礎知識を通して私たちの感情はいかに働くのかを知り、さらに感情研究における様々な論争から、研究の切り口の多様さについても理解を深めていきましょう。

心理学特講A-d(2?3 年、後期)

準備中 

(参考:2017年度「心理学特講A-b」の内容)
 心理学特講A-aに引き続いて、感情をテーマに講義を行います。A-bでは特に、恐れ?怒り?嫌悪?喜びなどの各個別感情を取り上げ,それぞれの要因や機能などについて紹介していきます。また,各感情が人生の時の流れと共にどのように変化していくのかについてや、感情経験の個人差にも焦点をあてていきたいと思います。
 A-aで得た知識からさらに範囲を広げて、感情の動きや働きについてより幅広く、深く知ることを目指します。

心理学演習b(2?3年、通年)

準備中 

(参考:2017年度の内容)
 心の仕組みを科学的に考究する際には、データ収集や分析において研究目的に応じた適切な手法を用いることが求められます。この演習では、心理学研究における諸手法について紹介し、研究手法が記載された文献を講読することで心理学研究について理解していきます。その後、実際にデータを集めて結果の分析や考察、レポート作成を行います。前期では実験法、後期には観察法、質問紙調査の実習を予定しています。質問紙調査については、グル―プに分かれて各々関心のあるテーマを設定し、データ収集、分析、考察、研究発表を行います。この演習を通じて心理学研究に必要な手順と手法を知り、研究に必要なスキルを身につけることを目的とします。

心理学卒研演習(4年、通年)

準備中

(参考:2017年度の内容)
 心理学研究による卒業論文を作成するための演習です。関心のある分野の文献を精読し、講義内で発表する中でそれぞれのテーマと研究計画を設定していきます。その後研究目的に応じたデータ収集を各自が実施し、得られた結果に基づき考察をして論文を執筆するまでの指導を行います。各人が責任を持って自身の論文を完成させますが、互いに議論を交わして、研究の質を高め合うことも求められます。

主な業績

(著書)

「両刃の剣としての情動」「情動的知性とは何か?」「情動的知性の諸側面」「情動的知性と社会的適応」遠藤利彦?石井佑可子?佐久間路子編「よくわかる情動発達」ミネルヴァ書房 2014
「感情知性と非行少年」 遠藤利彦?箱田裕司編「本当のかしこさとは何か ―感情知性(EI)を育む心理学―」誠信書房 2015
「発達:感情心理学の視点から」島義弘編?山口裕幸?中村奈良江監修「パーソナリティと感情の心理学」(ライブラリ心理学を学ぶ第6巻) 2017

(翻訳)

「社会的知能」 子安増生?二宮克美監訳 青年期発達百科事典 2014

(論文)

「青年期における社会的スキルの発達的変遷 ―メタ認知?対人的距離化スキルの機能から―」 365体育备用网址_365体育投注-官网文学部紀要第51号 pp75-96. 2014
「対人的距離化スキルと社会的認知傾向の連関―静止顔刺激に対する印象評定からの探索的検討―」 365体育备用网址_365体育投注-官网文学部紀要第52号 pp79-98. 2015
「社会的スキルと対人的枠組みとの連関 ―アタッチメントスタイルからの検討―」365体育备用网址_365体育投注-官网文学部紀要第54号 pp117-139. 2017

(報告書)

「青年期における非行傾向とコミュニケーション行動の特異性およびその発達的規定因を探る―特にリスク回避としての対人的距離化方略に焦点をあてて―」財団法人社会安全研究財団2011年度一般研究助成最終報告書(研究代表者:遠藤利彦) 2012
「感情を学ぶ:Emotional Intelligence (EI:感情知性)をめぐって」平成27-28年国立教育政策研究所プロジェクト研究「非認知的(社会情緒的)能力の発達と科学的検討手法についての研究」成果報告書(研究代表者:遠藤利彦)2017

(学会発表)

「情動知性—発達プロローグ—」 日本発達心理学会第23回大会自主シンポジウム 2012 (企画/話題提供)
「リスク?マネジメントとしての対人?社会的認知 ―リスク?マネジメントとして社会的情報はいかに認知されるのか?―」 日本心理学会第76回大会ワークショップ 2012 (企画/話題提供)
「情動制御の発達 ―生涯発達を軸に―」 日本発達心理学会第26回大会自主シンポジウム 2015 (話題提供)
「「非認知的能力」をめぐる研究と心理学―社会の発展?個人の発達?教育の可能性―」 日本心理学会第79回大会自主シンポジウム 2015 (話題提供)
「情動知性再考 ― 全人的視座からみる情(へ)の知性 ―」 日本発達心理学会第28回大会自主シンポジウム 2017(企画/話題提供)

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